flying gears blog

サークル flying gearsの活動情報、お知らせを発信するブログです。

コミックマーケット86当選・サークル配置しました

Twitterのアカウントの方ではお知らせをいたしましたが、あらためて、当落発表からもう20日近く経過していますが。。
サークル「flying gears」は、コミックマーケット86で「日曜日 東地区 "O" 07b」に配置されました!
コミックマーケット86 8月17日 3日目にサークル参加します。
Webカタログのアカウントをお持ちの方はこちららサークル詳細ページへ参照ください。
提出時のサークルカットはこんなかんじです。

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基本は先の高専ロボコンガイド本のアップデート、増強版の刊行を予定しています。改訂の目標としては次の点を予定しています。
  • 観覧ガイド/未見の向けの方向だけでなく…
  • 各大会の歴史とトピック、ダイジェスト
  • 出場マシンに盛り込まれる技術的な要素
  • 高専ロボコンとは、の手前、高専についての概要
  • 頒布形態をB5オフセットへ
  • 論文の色の強い堅苦しいレイアウトの見直し
  • 図版をもっと増やす
あげるときりが…可能な限り改訂を進めてゆきたいですが、時間と気合とスケジューリングのコントロールによるところです。
 
次回の刊行での予定特集として「どうなる高専ロボコン2014」と題して、大会動向の予想をしてみようかと思います。当たるかはさておきまして、どんな感じになるのか頭を捻ってみると、面白いのかなと思っています。
 
そして今回の配置ですが、隣には大学ロボコン本で刊行を続けていらっしゃいます「密度の変な部屋」さんが配置、NHKロボコンなサークルが並びます。Webカタログを見ますと…いわゆる誕生日席(という呼び方であっています?)でびっくり。
 
あわせまして、新刊の刊行に向けて、内容の査読等の協力者を募集します。目的は品質向上、そして締切の順守のためです。外的要因でデッドラインを設けることで、という狙いです。ご協力していただいた方には、本誌の頒布にて謝辞をいたしたいと思います。
協力者への予稿展開は7月中旬を予定しています。内容を読んでいただき、誌面の記述内容や誤植の指摘をお願いしていただくことになります。
 
そしてもう一点、考えなくてはならないことが。それはサークルスペースの売り子の方をどう確保するかです。このようなときに、単独でのサークル活動での難しいところが出てくるものですね。
3日目は評論、同人ソフトと知り合いの方々のサークル参加が多くあり、全くもって動けない状況は避けたいところであります。即売会の類全般について、サークル参加の経験のある方々は、みなさまどうサークル参加者、頒布協力の売り子の方を集めたのか等気になるところです。

コミティア108御礼と今後の活動など (2) いろいろ考察編

関連、近い分野のサークル展示がない、ニッチすぎるテーマだった しかし…

大体サークル配置というのは関連する領域の方と隣接、というのが配置の王道パターンでしょう。しかしNHKロボコン関連のテーマでのサークル参加はコミケットではあったでしょうが、今回両隣が全く異なる分野で、おそらくコミティア内の配置担当の方もどこに配置すればよいのか悩んだのかな、と彷彿させるところです。
 
他のジャンルに比べて工学分野でのサークル活動を取り組む方は、本業・仕事の忙しさより、サークル参加も一般参加もコミケットだけに集中する傾向があるのでしょうかね…うーん。
ニッチなテーマ・趣味でもより多く呑み込む巨大なスケールメリットがある(そして実際に存在する)のは大きいなぁ、という感じを受けました。
 
一方で安定してサークル参加できる率と評論・趣味分野の参加サークル数の規模の両立面では、他に即売会の選択肢を見つけように限られます。そして刊行を積み上げ、訪れる方、刊行を待望してくれる方を確立している、サークルがいらっしゃるのもまた事実でありますからね。

いろいろと誌面の内容の伝える力不足、伝えられなかった

まずは誌面で「テストラン」と記載、試作の側面を強く出してしまったことでしょうか。ただ実際問題として何を書けば訴求できるのか見えて来ず、その模索を含め刊行した面もあります。
そして参加者や既に知っている方でも、手に取ってもらえるコンテンツが弱かった(大会の歴史・データベース方面等)のは否定できないですね。
 
サークルスペースでのアピールも今振り返れば、最初に目につくポップがまず弱かった感が。誰に対して、どんなことを訴求するのか、手に取ってもらうための興味を引かせる見せ方ができなかったところです。新刊刊行、テストラン色のある頒布、と情報が足りなすぎました。
 
今回中身がテスト的側面が強く、複数回にわたって消化していって頒布しつくすのではなくその場限りでの頒布数を想定してました。ただ1回の参加で完売してしまっては、頒布としてはむしろ適さないのか、という印象も受けました。
隣接するサークルさんの動きを見ていますと。1回で売り切らない冊数が普通、複数回の参加を通じて既刊を頒布してゆくようでした。片側のおとなりのサークルさんは、連休中の都内でのイベントを巡り、そして来週は大阪に行くようでありました。

サークルスペースでの見せ方

前の項目に関連して、「ご自由にお取りください」と扱いをしたペーパーに名刺にと反応がいまいちだったところから、興味・関心をそもそもどう持ってもらうのかが課題だと思いました。

先に挙げたように伸びが(自分の印象として)いまいち、しかし読み物の傾向である小説ジャンルでの工夫をTL上で見まして、伸ばせる要因あったよなぁ…とつくづく思うばかりです。
 

 目次

[1]自分の居るジャンルの「交通量」を知る

[2]「人が本当に少ないのか」把握する

[3]「訪問されて読まれない理由」を把握する

[4]「読まれて買われない理由」を把握する

[5]総集編部数決定のプロセスとその結果

[終わりに]一番大切なのは試行錯誤・「考えて」「次に生かすこと」

今回サークル参加に当たっては、1時間単位で来てくださった~見本を読む~頒布物の購入と何名いらっしゃったのかを記録してみました。

引用で挙げました久我さんの分析行動よろしく、ジャンルそしてテーマについて、現状のコミティアですとどういう反応、立ち位置、興味の掴み具合があるか、把握が必要であるとは事前に思っていたからです。
母数は小さいですが、取れたデータから課題は若干見えたところもあります。
4:「読んで欲しい」=「卑屈にならない」

自分にとってはなかなか頭の痛い話ではあります。が、日常においても漂う卑屈さの打破は必要ですね・・

思い出す参加、誌面作成のきっかけ

今回、取り組んだ・飛び込んだ即売会の世界というのは全く違うところで、今まで自分の居たクラスタとは目立った接点はなく、失敗しても受ける恥は大きくないだろう、その点もサークル参加した理由の一つです。ただ、頒布物の売れ方どうこうというよりも、さまざまな接点が少ない。それを思い知る結果に。
そして慢性的に日々の行動の中で抱えている、物事上手く行かない感、失敗を恐れてしまって判断が止まっちゃう・立ちすくんでしまう症状を、引きずらないよう気を付けないといけないですね。
 
何だかんだでものづくりに没頭できる、ものを動かす・形にする感覚と、ここ最近希薄であったものづくりへの燃え上がる感じを得れたのは大きかったです。終盤のスケジュールの無茶苦茶ぶりはありましたが… そういう機会・場を求めてサークル活動へ。そんなことを思い出したりもします。
 
(つづくかも)

コミティア108御礼と今後の活動など

 

ちょっとご報告が遅れましたが、5月5日開催のコミティア108にて初のサークル参加、初の冊子頒布となりました。
サークルのブースに来てくださった方々、手に取りました方々、お買い上げになった方々、そして両隣のサークルさんと感謝申し上げます。
 
特に当日詰むようななトラブルもなく、会期を終えることができました。
 
ツイートいたしました通り、15部用意しました。その結果としては… ありがち?な初めての同人誌制作で大量に作って壊滅的に数が出ない、ということはなく、半数を超える頒布となりました。
当初この数で慎重に…と思っていましたが、ジャンルのニッチさとイベントの特性を把握しきれていなかったことをはじめ、いろいろと考察すべき点は多いですね。
 
伸びに課題のあった要因はいくつかあるでしょう。その点についてはいくつか考察を振り返りたいと思います。
 
そして結構大きなミスとして、サークルスペースから離れて出かけるためのいろんな手段を考慮していなく…敷物を敷設する、複数人で(もしくは売り子)の参加という手段をすっぽりと忘れていました。今回寄ろうと思ったところがいくつかあったにもかかわらず、ここを失念してしまうとは。
離席に関連して、昼食を確保するタイミングを失ってしまったのもまた失敗の要因でしょうか。午後は来る方が増えてきたのですが、時々頭が回らなくな場面も。参った。

 

今回の頒布物は若干数ありますので、直接渡す機会等がありましたら実費にてお渡しすることはできます。
近いところですと大学ロボコン高専カンファレンス6周年記念パーティの時にでもでしょうか?
ただ、あくまでも参加経験者向けのドキュメントでないことについてはご留意ください。
 
(つづく)

「高専ロボコン観覧ガイド:テストラン」 頒布します

あらためてではありますが、前日ということで…

あす5/5の東京ビッグサイト東4・5・6ホールで開催予定の、コミティア108にて本サークル初の新刊を頒布します。

高専ロボコン観覧ガイド:テストラン」

誌面は折り綴じコピー本、A5版、40ページ/本文35ページの構成です。

場所/スペースNo.は「東4 F73b」サークル名は「flying gears」です。

「テストラン」とありますとおり、盛り込む内容について、模索段階にある部分も含まれます。ぜひ手にとっていただき、感想やご意見を奥付の連絡先やTwitterアカウントにreply等にて頂ければ幸いです。

頒布数は絞る(予想できないとも)予定です。頒布完了の場合はフォローできるよう対応は考えます。

誌面の表紙および中身から抜粋、こんな感じです。

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本書は全国高等専門学校連合会、NHKNHKエンタープライズ主催の「アイデア対決・全国高等専門学校 ロボットコンテスト」、通称「高専ロボコン」の非公式ガイドブックとして、製作しました。高専ロボコンを知らない方には、本大会の特徴・見どころを知るきっかけとして、既に見たことのある参加したことのある方には、これまでと現在の情報リソースの一つとして、読んでいただければと思います。 

(あらためて) 本文冒頭「0.はじめに」より引用、ガイド本のテストラン、と思っていただければ幸いです。 

それでは参加各位の皆様、会場にてよろしくお願いします。

頒布内容の予定 in コミティア108

(5/4 追記: 各詳細につきまして最新の情報を更新しましたのでこちらを参照ください ->

「高専ロボコン観覧ガイド:テストラン」 頒布します - flying gears blog )

5月5日予定のコミティア108で頒布予定の初刊行の詳細です。

高専ロボコン観覧ガイド:テストラン」

折り綴じコピー本、A5版36ページ、頒布数は10~15冊を予定しています。頒布数は予測不可能なため、慎重に…すみません。

頒布数を抑え、印刷所での製本でなくコピー本での日程に油断、そして計画性のなさ。文章を盛り込みすぎて、ありがちな初心者のミスに陥っている現状です。

本書は全国高等専門学校連合会、NHKNHKエンタープライズ主催の「アイデア対決・全国高等専門学校 ロボットコンテスト」、通称「高専ロボコン」の非公式ガイドブックとして、製作しました。高専ロボコンを知らない方には、本大会の特徴・見どころを知るきっかけとして、既に見たことのある参加したことのある方には、これまでと現在の情報リソースの一つとして、読んでいただければと思います。 

本文冒頭「0.はじめに」より引用、ガイド本のテストラン、と思っていただければ幸いです。

あと間に合いましたら、今後の予定なども含めてペーパーを配布できればとは考えています…いろいろと間に合ったら、でありますが

コミティア108に参加します (2)

[前の記事からの続きです]

評論分野で影響を受けたサークルなど

自分の好きや興味をまとめ上げて、それに対して驀進して形にする力がある方を見て、評論系同人誌の著者に限らずとも近年自分が憧れる、理想像とするところはあります。そんな感じで影響を受けたところもまたあります。

まずは、SPQR、久我真樹氏( @kuga_spgr )の活動姿勢やあらゆる分野の活動において、学術的に積み上げれば研究や知識、新たな知見となる考えに影響を受けたところは大きいです。今回「テストラン版」で動向を掴みたいと思ったのは、規模はあまりにも違いすぎるのではありますが、
http://d.hatena.ne.jp/spqr/20090829/p1
こちらの記事を通じての、自分の作るもの、言及するものに対してどれぐらいの交通量が存在するかや、サークルスペースに置かれた頒布物に対してどういう反応となるのか、そして興味の接点を増す手段は何か。それを調べたくて求めた部分はあります。

そしてKZA企画、teke氏( @KZA2_teke )の「棚から一掴み」シリーズを読みまして、多彩なジャンルの評論・情報・趣味系同人誌が存在することを知ったのは大きいです。言及できる分野は想像以上に広く、そして著者の力次第でどうにでも充実させることができ、新たな知見を想像できることでしょうか。

まずは出してみないことには、今後の方向性はつかめない

より多くの方に見てもらうには、興味につながるようにするには、どのような内容構成にすれば、どんなことを纏めればよいのか未知数なところはあります。ただ一方的に内容を詰め込んでしまってはしょうがないでしょうし。

初めての誌面作成であり、評論というよりも観覧者向けのマニュアル・ガイドの側面が強くなる以上は、大会の何に注目して言及すればよいのか自分だけでは判断がつかない点はあります。

まずは製作して頒布して、フィードバックや掴みどころを得たいところです。そもそも自分の向かっている方向が正しいのか、自信が持てないところもあります。が、形にしてアウトプットすることを恐れてしまっては、始まらないのもまた事実でして。

迷っていること

まずは、製本方法…こちらは多分コピー本でよいと考えていますが、ページ数が膨れ上がった場合が課題です。
そして頒布数でしょうか。多い、少ない、どちらの方向にも見積もりを誤っても、困ったことになりますよねたぶん…
今回はテストラン版ですので、頒布分が尽きた場合はデータ渡しも考えています。

 



コミティア108に参加します

5月5日のコミティア108にて初のサークル参加と頒布を予定しています。

場所は東4ホール F73b「flying gears」です。誌面名は「高専ロボコン観覧ガイド:テストラン」の予定です。

 

いろんなスケジュールがだんだんと差し迫っており、余裕と計画をもって製作する重要性を痛感している最中です。計画を立ててページを積み増すの大事ですね。

 

今回高専ロボコンの「観覧」向けの同人誌制作にあたって、次のような考えがありました。

これからも続いてゆくには?

まずは今後もNHKロボコン全般が続いていってほしいと思ったことです。国内のロボット競技の中でも、長い歴史を持っていますがそれが途絶えないように、と。

ではどうすれば続きやすくなるか、最終的にはテレビ番組となる本大会では、より多くの方々へと観覧・視聴の機会が広まることにあると思います。

多く放送の機会があったり、NHKおよびその周辺から、資料となる書籍の刊行やデータベースの公開があればよいでしょう。

しかしそこまで高専協やNHKNHKエンタープライズ、各々の主催へと要求することは難しいでしょう。

ではより広く周知する方法は?

そこを考えた際、関連してこれまでデータベースとなるサイトを作る動きは幾度と模索されてきたことはあります。また過去に自分もWikipediaの関連記事の強化に取り組んだこともあります。

ただ、継続的にまとめ上げるに当たってはデッドラインが見えないことには続けるのに難しい、また後者の場合は、サイトの特性上出典を適切に挙げなければならないのが難しいところです。

完全にデータ然とした主観の入らない、出典のしっかりした中身にできるのならばともかく、関係者が知る知識を羅列する形態となる記事はWikipediaには不向きと考えています。そういう面で「データ」と編集ユーザの私見を分離しきれていない「高専ロボコンの変遷」記事はどうなのだろうと思うところは若干あります。

NHKロボコンを扱った同人誌はすでにあったから

先駆者となるサークルがいらっしゃったところも大きいです。からくり同窓会さんによる近畿地区大会リポートや、密度の変な部屋さんの大学/ABUロボコンルール考察・大会まとめ、といずれも継続的に(自分の知る範囲では)製作と頒布を続けています。ないだろう、と思っていても存在する幅広さ、それがまた評論分野の面白味かもしれません。

 

またふと思い出しまして、参加者向けの技術的な内容でGobuさん主導による「高専ロボコンの技術」が、ロボコニストカンファレンスという、全国大会前日に実施の卒業生を主としたイベントにて頒布が過去にあったりします。これの観覧者向けを、と思ったわけです。

 

なお、当日はサークル概要等も含めたペーパーも準備できたら、とは思っています。ちょうどタイミングとして2014年シーズンが開幕(=競技課題発表)でしょうから。なお、大学ロボコンは当日には既に応募締切を超えているので、こちらの方の応募リマインダとなるような内容は書けないですね。

 

てことで応募倍率が近年熾烈ですが大学ロボコンの観覧も興味があればぜひ。

https://pid.nhk.or.jp/event/PPG0242961/index.html

 

(たぶん続きます)