flying gears blog

サークル flying gearsの活動情報、お知らせを発信するブログです。

コミティア108に参加します (2)

[前の記事からの続きです]

評論分野で影響を受けたサークルなど

自分の好きや興味をまとめ上げて、それに対して驀進して形にする力がある方を見て、評論系同人誌の著者に限らずとも近年自分が憧れる、理想像とするところはあります。そんな感じで影響を受けたところもまたあります。

まずは、SPQR、久我真樹氏( @kuga_spgr )の活動姿勢やあらゆる分野の活動において、学術的に積み上げれば研究や知識、新たな知見となる考えに影響を受けたところは大きいです。今回「テストラン版」で動向を掴みたいと思ったのは、規模はあまりにも違いすぎるのではありますが、
http://d.hatena.ne.jp/spqr/20090829/p1
こちらの記事を通じての、自分の作るもの、言及するものに対してどれぐらいの交通量が存在するかや、サークルスペースに置かれた頒布物に対してどういう反応となるのか、そして興味の接点を増す手段は何か。それを調べたくて求めた部分はあります。

そしてKZA企画、teke氏( @KZA2_teke )の「棚から一掴み」シリーズを読みまして、多彩なジャンルの評論・情報・趣味系同人誌が存在することを知ったのは大きいです。言及できる分野は想像以上に広く、そして著者の力次第でどうにでも充実させることができ、新たな知見を想像できることでしょうか。

まずは出してみないことには、今後の方向性はつかめない

より多くの方に見てもらうには、興味につながるようにするには、どのような内容構成にすれば、どんなことを纏めればよいのか未知数なところはあります。ただ一方的に内容を詰め込んでしまってはしょうがないでしょうし。

初めての誌面作成であり、評論というよりも観覧者向けのマニュアル・ガイドの側面が強くなる以上は、大会の何に注目して言及すればよいのか自分だけでは判断がつかない点はあります。

まずは製作して頒布して、フィードバックや掴みどころを得たいところです。そもそも自分の向かっている方向が正しいのか、自信が持てないところもあります。が、形にしてアウトプットすることを恐れてしまっては、始まらないのもまた事実でして。

迷っていること

まずは、製本方法…こちらは多分コピー本でよいと考えていますが、ページ数が膨れ上がった場合が課題です。
そして頒布数でしょうか。多い、少ない、どちらの方向にも見積もりを誤っても、困ったことになりますよねたぶん…
今回はテストラン版ですので、頒布分が尽きた場合はデータ渡しも考えています。

 



コミティア108に参加します

5月5日のコミティア108にて初のサークル参加と頒布を予定しています。

場所は東4ホール F73b「flying gears」です。誌面名は「高専ロボコン観覧ガイド:テストラン」の予定です。

 

いろんなスケジュールがだんだんと差し迫っており、余裕と計画をもって製作する重要性を痛感している最中です。計画を立ててページを積み増すの大事ですね。

 

今回高専ロボコンの「観覧」向けの同人誌制作にあたって、次のような考えがありました。

これからも続いてゆくには?

まずは今後もNHKロボコン全般が続いていってほしいと思ったことです。国内のロボット競技の中でも、長い歴史を持っていますがそれが途絶えないように、と。

ではどうすれば続きやすくなるか、最終的にはテレビ番組となる本大会では、より多くの方々へと観覧・視聴の機会が広まることにあると思います。

多く放送の機会があったり、NHKおよびその周辺から、資料となる書籍の刊行やデータベースの公開があればよいでしょう。

しかしそこまで高専協やNHKNHKエンタープライズ、各々の主催へと要求することは難しいでしょう。

ではより広く周知する方法は?

そこを考えた際、関連してこれまでデータベースとなるサイトを作る動きは幾度と模索されてきたことはあります。また過去に自分もWikipediaの関連記事の強化に取り組んだこともあります。

ただ、継続的にまとめ上げるに当たってはデッドラインが見えないことには続けるのに難しい、また後者の場合は、サイトの特性上出典を適切に挙げなければならないのが難しいところです。

完全にデータ然とした主観の入らない、出典のしっかりした中身にできるのならばともかく、関係者が知る知識を羅列する形態となる記事はWikipediaには不向きと考えています。そういう面で「データ」と編集ユーザの私見を分離しきれていない「高専ロボコンの変遷」記事はどうなのだろうと思うところは若干あります。

NHKロボコンを扱った同人誌はすでにあったから

先駆者となるサークルがいらっしゃったところも大きいです。からくり同窓会さんによる近畿地区大会リポートや、密度の変な部屋さんの大学/ABUロボコンルール考察・大会まとめ、といずれも継続的に(自分の知る範囲では)製作と頒布を続けています。ないだろう、と思っていても存在する幅広さ、それがまた評論分野の面白味かもしれません。

 

またふと思い出しまして、参加者向けの技術的な内容でGobuさん主導による「高専ロボコンの技術」が、ロボコニストカンファレンスという、全国大会前日に実施の卒業生を主としたイベントにて頒布が過去にあったりします。これの観覧者向けを、と思ったわけです。

 

なお、当日はサークル概要等も含めたペーパーも準備できたら、とは思っています。ちょうどタイミングとして2014年シーズンが開幕(=競技課題発表)でしょうから。なお、大学ロボコンは当日には既に応募締切を超えているので、こちらの方の応募リマインダとなるような内容は書けないですね。

 

てことで応募倍率が近年熾烈ですが大学ロボコンの観覧も興味があればぜひ。

https://pid.nhk.or.jp/event/PPG0242961/index.html

 

(たぶん続きます)

コミティア108とコミックマーケット86に応募しました

5月5日予定のコミティア108と、8月15-17日予定のコミックマーケット86に応募しました。
 
頒布内容は高専ロボコンのガイド本、知識と楽しむ、二つの側面から盛り込んだ内容を考えています。現状、どういうアプローチをしてゆけばよいのか、どんな内容で組めば未見の方にも面白さ、見どころを伝えられるのか判らない点もあります。
現状ではコミティアでの頒布はお安く、もしくは無償でを予定し、試食版みたいにして、フィードバックを夏コミのリビジョンに反映できればいいなと考えています。
 
夏コミでは時期にして今年の競技課題もすでに発表されていることから、特集として大会の動向などを予想する特集記事を加えたいと考えています。
 
内容を整え、軌道に乗らせて、長期的には地区大会レポートや各高専への訪問・マシン紹介とかも含めた記事なども盛りこめられればいいなと思っています。
外向きへの高専ロボコンもといNHKロボコンの周知、そして頒布物として形にすることでのアーカイビングの実現も、一つの目的と考えています。
 
両イベントともに、サークル参加が決まった際にはよろしくお願いします。

TOC(Topic of Contents) 途中

高専ロボコンの本の目次、途中段階の状況です。こんな感じで構成できればなぁ、という構想段階でありますが。大きく分けて、知ると楽しむ、2つの構成から組む方針であります。

単にガイドとして書き連ねるだけでなく、評論系のそれを目指すにあたっては、2013年の大会レビューや歴代の有名・押さえておくべき出場機の解説も加えるべきかなと考えているところであります。


目次
0 はじめに
0.1 本書の構成
0.2 免責事項など
1 知る
1.1 背景
1.2 出場者
1.3 地区大会と全国大会
1.4 地区分け
1.5 活動形態
1.6 各賞
1.7 1年間のシーズン
1.8 NHKとNEP
1.9 押さえておきたい情報源
1.9.1 NHKロボコン公式
1.9.2 NEP高専ロボコン公式
1.9.3 Twitterアカウント
1.9.4 NHKイベント情報
1.9.5 NHK会長・放送局長定例会見
1.1 大会の歴史
1.10.1 大会初期
1.10.2 地区大会と全国大会の設置
1.10.3 24高専の代表
1.10.4 高専の再編による変化
2 見る
2.1 まずは応募だ
2.2 地区大会
2.2.1 観戦のミソ
2.2.2 見落としがちな土足禁止
2.2.3 全国大会への行き方
2.2.4 どんなアイデアも動いて証明するが近道
2.2.5 ライブストリーミングでも楽しむ?
2.3 全国大会
2.3.1 入場まで
2.3.2 升席とイス席
2.3.3 高専応援団は見もの
2.3.4 ピットは支度部屋
2.3.5 フィールドとピットの距離
2.3.6 ロボコン大賞
3 おわりに
奥付

かつて高専ロボコン界隈では「ロボコニストの技術」と参加者向けの内容の個人誌の刊行がありました。本書はどちらかというと見る側、ファンや初めて知る方向けのそれを目指してゆきたいかなと思います。

それでもってNHKロボコンの面白さ・魅力を知ってくれる方が増えて、大会そのものの好循環につながればとは思っています。

見通しが甘い…

ロボコニストシンポジウムではベータ版の配布は、厳しい状況です。見通しが甘かった、というのが最大の要因。

もし今回冬通ってたらと思いますと、スケジュール過密で落とすまではゆかないものの、内容としては不十分なものになっていたかもしれない…

ただ、何らかの形でプレビューを進めたいところですね。見識のあるロボコニストの方々に、こういう内容を盛り込めばよいのではないか、誤記の指摘を受けられれば良いなと。

あとは、ほかに評論系に特化したの即売会がありましたら、そこに乗り込むことが目標でしょうか。その場合は数冊規模で乗り込むことになるとは思いますが。

評論系サークルに特化した即売会といいますと近いうちではどこになるのでしょうかね、探してみてゆかなければ。

ちょっとカタログの説明文を修正

ウェブカタログの紹介文( https://webcatalog.circle.ms/Circle/11016027 )を簡潔に堅苦しくないように修正してみました。

わかりやすく説明しようとして、冗長、細かく書きすぎないようにというのが注意点ですね。同一分野の通りました2サークルの紹介文を見ても思うことではありますが。

 

抽選洩れでした

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抽選洩れでした。ただこのままぼーっと凹んで進捗を止めるわけにもゆかないですので、まずは全国大会前のロボコニストシンポジウム( http://www57.atwiki.jp/roboconist-symposium/ )にてベータ版を展開できるよう、まずは進めたいなとは思います。

ウェブカタログのパーマリンクはこちらです
https://webcatalog.circle.ms/Circle/11016027
漠然と振り返って、説明文が堅苦しくなってしまったかなとふと。

今回外れたことから、何もしないで、とはせず次回の機会に向けて、あとはフィードバックを取り入れてさらに煮詰める機会ができたと思って、今後も当面の目標は進めたいとは思います。

# NHKロボコン関連でのサークルは確認できた範囲、2箇所通っているようですね。